印鑑で実印にできないもの

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スタンプタイプのシャチハタや100均などで売っている三文判が実印として登録できないことはみなさんご存じかと思います。では、これらがなぜ認められないのかおわかりですか。

まずシャチハタなどのスタンプは印面がゴム製です。ゴム製ですと変形する恐れがあります。劣化することも考えられますし、ゴムの特性として、強く押し付けた時と軽く押した時とでは微妙に印影が変わってしまいます。これでは同じ印鑑であることが証明できません。

またシャチハタの大きな特徴である、朱肉がなくてもポンポン押せるようにインクが染み出てくること。これは利点でもありますが、このインクが紙の材質によってはにじんでしまうこともあり、印影を鮮明に残せないことがあります。よって実印としては認められません。

三文判につきましては、これも安くどこでも購入できるという利点でもあることが、実印としては認められない理由になってしまいます。

実印は公文書の作成や不動産の売買など重要な場面で使うものです。それをどこでも誰でも手に入れられる三文判で済ませてしまうのは大変危険です。悪質な場合は、同じ三文判を使って偽りの契約が認められてしまうこともあります。自分の財産など大切なものを守るためにも三文判ではいけません。

どちらも場合によっては利点であることが実印として認められない理由になっています。
時と場合によってこの利点を生かすように印鑑を賢く使い分けましょう。
そしてできれば実印はオーダーメイドで作りましょう。

〔日本だけの印鑑の文化〕
引用:
私達日本人の頭の中には、文書には印鑑が押されているのが当然という考えがあります。 印鑑がないと、効力がなく重要なものじゃないと判断しがちです。

リンク先:印鑑を持つ文化

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